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依頼された仕事と自分自身の創作活動、 どちらも「今表現したいと感じることを想いのまま描く」 ということに変わりありません。 ただし仕事の場合、クライアントの望む方向性に 自分なりに近づける努力はしますが、 その反面「イイ意味で期待を裏切りたい」という気持ちも働きます。 この二つの相反する気持ちが「ひらめき」を生み、 結果、思いがけず気に入った作品ができたりします。
逆にフリーの創作活動は、 なんの制約も受けない分だけ自分自身を 厳しく追い込む作業が多いのですが、 時に依頼された仕事を通じて得た「ひらめき」に 助けられたりしています。
子どもの頃、家では静かに絵を描き、 外ではいつもスリ傷を作ってくる“きかんぼう”でした。 仕事も現場とデスクワーク、 仕事での作品とフリーの創作活動と、 どちらも「精一杯遊ぶ!」という意味では 子どもの頃のスタイルと全く変わりません。 そんな無理のないスタイルが ここまで続けてこれた理由なのかもしれません。 (藤井芳則)
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